こんにちは、こましんです。
ぼくは英語と音楽の教員免許を持っています。
最初に大学生だったころは教員になろうとなんて思っていなくて教職は履修していませんでした。
20代半ばになるころに教員免許の取得を思い立ち、日本大学の通信課程で英語の教員免許を3年かけて取得しました。
その後は英語の高校教員になった後で音楽の免許も取得したいと考え、大阪芸術大学通信課程で音楽の免許を1年半で取得しました。
2つ目の科目は免許法第6条「別表第4」を根拠に取得するので教科に関する科目と教科指導法のみ取得になります。
単位数は高校24単位、中学28単位です。
さて、今回さらに次の科目を音楽の時と同様に免許法第6条「別表第4」を根拠に取得しようと考えています。
色々考えた結果「国語」の教員免許を取得しようと考えてます。
国語を取得しようと思った理由
外国語として英語・中国語・アラビア語を勉強してきました。
その学習の過程でもっと言語そのものについて勉強したいとは思っていたのです。
現在は英語教員として仕事をしていますが言語学習のプロになりたいなと考えました。
言語学を専攻することも考えたけれど今は大学院とかに通う時間もないのです。
さらにはどうせ勉強するのであれば今の仕事ですぐに使える資格がいいなとも思いました。
そのため中国語の教員免許や日本語教育能力検定試験も考えはしたのですがひとまずは国語の教員免許の方が現場で使いやすいなと思ったのです。
(なので中国語も日本語もそのうちやるつもり)
国語の教員免許取得に関わる単位
先に述べたように免許法第6条「別表第4」を根拠に取るため取得が必要な単位は教科に関わる単位が20単位、そして教科教育法の単位が高校4単位、中学8単位です。
そのため中高どちらの免許も取得するのであれば計28単位となるのですが英語や音楽と違って国語はそうもいかない事情があります。
というのも中学の国語を取得するには「書道」の単位を取得する必要があるのですが高校国語においては書道を先の20単位の中に含めることができないのです。
だから中学では書道を含めた20単位、高校では書道を含めない20単位を取得する必要があるため、両方の取得のためには教育法も含めて28単位を超えた単位数になるので注意が必要です。
通信制大学の選択
国語の教員免許を通信制課程で取れる大学は2020年現在で8大学ほどあるそうです(数に自信はない)
今まで通った日本大学や大阪芸術大学でも国語の教員免許は取得できるので勝手もわかってる日本大学での取得を最初は考えていました。
ですが、佛教大学での取得にしました。
理由としては2点
(1)高校書道の免許も取れる
先ほどの単位の項でも少し触れましたが高校においては「書道」の単位は国語の教員免許の単位になっていません。
書道は高校においては国語ではなく「芸術」の中の科目として扱われるからです。
よって中学の免許を取るために取得した「書道」の単位は高校の書道の免許を取るための単位として扱われます。
また書道の教員免許取得に必要な単位のいくつかは国語と被っているものもあるのでその課程がある大学であれば同時取得もしやすいのです。
日本大学ではその書道の課程がなかったのです。
(2)ほとんどがオンラインで完結する
仕事をしながら免許を取得する場合、スクーリングに行くのは大変です。
スクーリング以外にも科目修得試験を受けにいくのも居住地によっては一苦労です。
(実際今の居住地だと結構大変)
また、レポートの提出においても郵送なのかオンライン提出なのかというのも地味なようで結構大きいです。
日大はさらに手書きのレポートでしたし・・・
佛教だとかなりのことをオンラインで済ませられます。
出願はオンライン、レポート提出もオンライン、科目修得試験もオンラインです。
スクーリングに至っても必要なのは「書道」だけなので高校の免許取得だけであればスクーリングなしで取得することができます。
そんなこんなで佛教大学に決めたのです。
武蔵野大学も同じ条件ではあったけど追々中国語の免許も佛教大学で取れたらいいなと思っていたので佛教大学にしました。
おわりに
そんなこんなで国語の教員免許を取得しに人生3度目の通信制大学にいくことにしました。
出願はこれからする予定ですが意思はもう固まっています。
もともと国語は中高生のころは一番苦手な教科でした。
だからこそ見えるものもあるかなーと淡い気持ちを抱いたりもしています。
実際に免許を取得したら国語で教壇に上がるようになるかはわかりませんが外国語を教える上でも糧になると思うので頑張っていきます。
次回の記事では履修する単位などの話ができればと思います。
そんなかんじ。