今回はみんな大好きBLUE BOSSAである。
ほとんどの地域のジャズ・セッションにおいて演奏頻度は高い一曲なのではないだろうか。
作曲者はケニー・ドーハム。
ジョー・ヘンダーソンのアルバム「Page one」にて初録音。
この演奏ではケニー・ドーハムがトランペットを吹いてる。
その後も結構いろんなミュージシャンに演奏されてる。
ギタリストだったらケニー・バレルなんかがアルバム「Moon and Sand」の中に収録してる。
曲の構成としては16小節をぐるぐる回すボサノヴァ。
キーはCmで9〜12小節だけD♭に転調する。
実はCマイナー・ペンタトニック・スケールで乗り切ることもできなくはない。
転調中もD♭に対してCmペンタの構成音は
C、E♭、F、G、B♭となるがD♭の度数に対応すると
M7、9、M3、♯11、13となる。
ツー・ファイブ・ワンのⅠにおいて♯11を弾いてリディアンぽく弾くのはよくある。