今回で黒本日記も日記も20曲目。
一日1曲ずつ暗譜していこうと思ったけど結局は暗譜にまで至ってない。
とはいえ納得のいくまでやろうとするといつまでも終わらなくなってしまうのでまずは227曲の全てに触れるという気持ちでやってく。
今回は「オルフェの唄」または「黒いオルフェ」ことBLACK ORPHEUSだ。
原曲はフランス・ブラジル・イタリア合作映画『黒いオルフェ』(Orfeu Negro,1959)の主題歌「カーニバルの朝」(Manha do Carnaval)である。
だから黒本もタイトルに括弧書きでMANHA DO CARNAVALと書かれている。
ジャズのスタンダードは映画音楽かジャズミュージシャンによるジャズのための音楽に分けられるがこちらは完全に前者である。
ジム・ホールがジミー・レイニーと組み、それにテナーサックスのズート・シムズが入ったアルバム「Two Jims & Zoot」の中で聴くことができる。
ジャズギターの良いところが詰まった名演である。
キーはAmのABA'C構成。
コード進行も基本的にはマイナー・ツー・ファイブの進行だ。
Amペンタ一発で弾き切ることもできるだろう。
その場合8小節目のC#dim7だけ注意したい。
括弧の中にあるようにEm7(♭5)-A7なら問題は無いが。
A'の5〜8小節目もDmに一時転調してるので注意したい。
後は最後のテーマ時にアウトロがあるので注意したい。