為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

黒本日記13 AUTUMN LEAVES

黒本日記も13回目。

頭文字Aも今回で最後の曲となる。

そんな頭文字Aの最後の曲はAUTUMN LEAVESである。

日本語では枯葉として知られるジャズをやってたら触れないことはあり得ないんじゃないかって曲。

今更ここで何の記事にするのかってレベルの曲。

 

キーはB♭(Gm)でコード進行は基本的にメジャーに向かうツー・ファイブとマイナーに向かうツー・ファイブの繰り返し。

 

テーマはコードの1度、2度、3度からの次のコードの3度に当てる。

きちんと理解しておくとコード進行の中の3度を当てる練習にもなる。

 

名演としてはまずマイルス・デイヴィスとキャノンボール・アダレイを避けることはできない。

言わずと知れた名盤「Somethin'Else」である。

マイルスのミュートの効いたトランペットが印象的だ。

このイントロとアウトロは実際のセッションでも時々使われる。

 

ギターもいっぱいあるのでいくつか紹介しておく。

まずはジョーパス。

Unforgettable

Unforgettable

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こちらも名盤「Unforgettable」より。

以前、April in Parisの時にもこのアルバムは紹介したけど何度でも聴けるアルバム。

 

そしてジム・ホールも外せないだろう。

Alone Together

Alone Together

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こちらも前に紹介した「Alone Together」より。

ロン・カーターとのデュオだけどジム・ホールのギターの知的さが映える。

テクニックに頼ったギタープレイではないが音数少ないながらにしっかりとコードを感じさせるフレーズ。

3連を利用したリズムフレーズなどアイデアは盛りだくさんである。

 

「枯葉に始まり」という格言もあったがまさにジャズのエッセンスが詰まった一曲なのだろう。

セッションの場で枯葉をコールするのは初心者ぽいという人もいるが気にしなくてもいい。

それをいう人って大体毎回セッションで「酒バラ」あたりコールするイメージ(偏見)