為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

黒本日記1 AFTERNOON IN PARIS

ブログも長いこと放置していた。

あまり変わり映えのない毎日を送っていたので特に書くことが思いつかなかった。

 

変わったことといえば昨年に引っ越してジャズ・セッションに通うになった。

そこからまたギター熱・ジャズ熱に火がついてレッスンも受けたりしている。

とても面白くなってきてしまって余暇の8割くらいをギターかアナライズをして過ごしてる。

 

さて、もう10年くらいジャズに触れているはずなのにあまり曲を知らないことに気づく。

ジャズセッションに行くと大体は黒本(JAZZ STANDARD BIBLE)に載ってる曲でセッションをするわけである。

 

 

ここに掲載されてる楽曲は227曲である。

自分が知ってる曲は何曲あるだろうかと考えると実は半分も知らないのではないだろうか。

実際に暗譜している曲なんて20曲くらいしかないのではないか。

 

そんなことを思い、今年の頭くらいから全ての曲を知ってみることに望んでみたのである。

さらにせっかくであれば知ったことやアナライズの結果を書き記せば自分への整理にもなれば誰かの参考にもなるかもしれないと思い久々にキーボードを叩いている。

 

 

さてさて、そんな1曲目は「AFTERNOON IN PARIS」である。

黒本の1曲目となるこの曲だがセッションでやってることはあまり見ない。

 

曲の構成はシンプルなAABAであり、キーもC。

1小節目から5小節目にかけてC→B♭→A♭と転調していくのがミソだと思う。

 

Bの7小節目のD♭m→G♭7の流れはテーマのメロディーのE音に呼応したハーモナイズなのだと思う。

アドリブの際は7−8小節目にかけてCに向かうツーファイブでも良いと思う。

 

テーマがちょっと難しい。

そこまで難しくもないけどギターの人は初見だとつまづきそうな音の並びをしている。

1-2小節目と3-4小節目が同じフレーズを1音ズラしただけと考えれば覚えやすくなるかも。

 

ギター音源としてはケニーバレルの演奏があるのでそれを聴く。