吹奏楽の花形といえばフルート、サックスそしてトランペットなのではないかと思ってる(個人的な見解)
そのうちのサックスに関しては普段から練習しているので木管楽器だけではなく金管楽器も始めてみようと思い、トランペットをはじめてみることにしたのである。
こうやって新しい楽器をはじめてみようと思ったときにそこそこのグレードの楽器をすぐに手に取れるというのは吹奏楽顧問の特権かもしれない。
パワーアップ吹奏楽シリーズのトランペットを購入し、そこから知見を得ている。
このシリーズは楽器の扱い方から基礎練習に至るまでその楽器を使って吹奏楽をする人間に必要なことがしっかりと書かれている。
その分一般的な教本に掲載されがちな練習曲のようなものはなくコンパクトな設計になっている。
楽曲練習はこういった教本に載ってても結局別の曲をやってしまうことの方が多いと思うので非常に良いと思う。
いざ、自分がトランペットをはじめてみるとハイトーンが出しにくいこと、そして無理に口に力を入れてしまいがちになること、実際は息の量を大きく変えなくても高音は出ることなどさまざまわかってくる。
あと唇のバテの感覚は金管をやらないとわからないだろう。
他の楽器と比べると金管楽器の長時間練習はキツイことがわかる。
音楽指導をする人間であっても、自分の専門の楽器があってそれ以外の楽器もできるという人間は少ない。
では、できない楽器をどのように指導するかというのは結構大きなテーマなのではないかと考える。
はじめから外部の講師やOBに投げてしまうという手段をとっているところもそれなりにあると思う。
あとどの楽器も指導できるスーパー顧問がいるところもあるだろう。
ひとまず自分は少しずつ知っていく他ないかなと思っている。
そんなわけで先に紹介したパワーアップ吹奏楽シリーズのホルンやフルート、コントラバスに至るまで購入した。
こちらも少しずつ読みながら楽器のことを理解していけたらと思っている。
ますます器用貧乏になっていく気がしなくもないがそういう音楽への向かい方もありだろうと自分に言い聞かせている。