吹奏楽といえばトランペットやサックスといった管楽器が中心になる。
しかし、多くの楽曲においてStrings Bassが編成に組み込まれておりポップスの場合はエレキトリック・ベースという指定があることもある。
しかし、コンクールにおいては現在エレキベースの使用が禁止されているため吹奏楽部でエレキベースが弾きたいという子は何かしらのパートと兼任することになる。
おそらくバンドによってはエレキベースがやりたくて入ったけれども別の楽器をやってる時間の方が長いといったこともあるんだと思う。
そのようなパートであり、多くの吹奏楽指導者でエレキベースにまで精通している人というのは少ないように感じる。
そんな背景からエレキベースを外部講師に任せる機会はなかなか無いだろうなと感じ、ならば自分ができるようになっておこうと思いサックスに続き、今年から始めたのがエレキベースである。
今年の頭くらいに買ったエレキベース。
アトリエZのM240である。
高校吹奏楽動画を見回すと管楽器は良い楽器を使っていてもエレキベースでそこまで良い楽器を使っているという学校を見ることは少ない。
学校でどこまで買うのかという判断はなかなかに難しそうである(おそらく多くの学校が自持ちの楽器を使ってる気もする)
エレキギターが弾けるため指はそこそこ動くし、今までも遊びでは弾いてきたので今回は真面目に目的をもって練習をしている。
とはいえバンドなどを組んでるわけでは無いのでひとまずとにかく教則本を網羅的に進めている。
現在、取り組んでいるのは高橋竜著の「ベース基礎トレ365日」である。
1日の負担は少ないのでひとまず毎日続けて現在130日目くらいとなっている。
毎日やることが変わるので手癖を弾いて終わるということが無いので非常に良い。
あと時間があるときは板谷直樹著「一生使えるベース基礎トレ本」も使っている。
こちらは譜面がタブ譜ではなく五線なのがいい。
吹奏楽のエレキベースの譜面はタブなんて付いてはいない。
できるだけ五線譜に慣れておくことは必要なことである。
今の時点ではなかなかエレキベースを指導する機会には恵まれないのだがいつか来るその時のために知識や演奏力は高めておきたい。