為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

吹奏楽日記2 サックスとラクール

昨日に引き続きさっそく記していく。

 

月曜日は休日である。

教員が平日休みというのは珍しい気もするが私立のため土日に出勤する教員は平日に休みを取ることになっている。

吹奏楽顧問というのは基本的に土日は部活動に行くことになるため自分も月曜日休みということになっている。

 

休みとはいえ自分は学校の敷地内の寮に住んでいるため基本的には学校の練習室で過ごすことにしている。

 

吹奏楽顧問として学ぶことはたくさんあると思うのだけれどまず一つしっかりと楽器が弾けるようにしておくことが大切だと考える。

自身の専門はギターであるのだが残念ながら吹奏楽においてギターが活躍する場面はまず無い。

 

そこで去年からサックスを再開したのである。

以前もサックスを吹いていたがその時はジャズを弾くことを目標としていた。

吹奏楽においては吹き方がそもそもジャズと異なる部分も多いため改めて学び直しである。

 

ちょっと前まではスケールなどの基礎練習に加えて吹奏楽楽曲をちょこちょこ吹いていたが1人で吹いていてもあまり面白くないので1人で吹いていても楽しめそうな練習曲集を買った。

 

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サックス教則本の中では割と有名なラクールの練習曲集である。

教則本の類を検索すると日本語のものはやはりポップスやジャズのものがほとんどであるので外国のものにした。

 

まさに練習曲という感じのものではあるがよく作られており1人で吹いていてもそれなりに楽しい。

 

 

教える立場の人間が生徒からどのように信頼を勝ち取るかということに関して様々なことが考えられるがまずは圧倒的な知識と技術であり、そこが欠けているとどんなに人間的に優れていてもその土台には立てないと考える。

こればっかしは日々の勉強で蓄積していく他ない。