本日、DEENのギタリストである田川伸治がDEENを脱退というニュースがありました。
田川伸治さんはぼくが最も敬愛するギタリストです。
中学生のころに後述する「A SURVIVED SCARCROW」のアルバムを聴いてぼくもギターを弾いてみたいと思ってギターを始めました。
DEENといえば、「このまま君だけを奪い去りたい」や「瞳そらさないで」といった曲に代表されるように爽やかさがウリのポップスだと思われてますが、2000年以降はR&BやAOR路線となり大人でオシャレなポップスとなっております。
そんなDEENのギタリストである田川伸治さんですが、国内でも有数のバカテクギタリストです。
参考としてライブ時のインスト曲。
参考その2としてDIMENSIONと一緒に演奏したもの。
それではDEEN以外での田川さんの作品を紹介していきます。
どれもDEENとは毛並みが異なり無茶苦茶カッコいいです。
ハードロック的な田川伸治
先にも述べた通りぼくが中学2年生の時に購入したアルバムです。
ヴァンヘイレンやナイトレンジャーといったアーティストを彷彿とさせるハードロックアルバムとなっています。
7曲目の「A SURVIVED SCARCROW」はアルバムのタイトルにもなっております。
田川さんが一番好きと言っているゲイリー・ムーアを彷彿とさせるギターバラードです。
「生き残った案山子」という意味のタイトルですがどんなに「電子的に打ち込みが出来るようになってきた音楽シーンでもギターだけは生き残っていくよ」というメッセージが込められた一曲となっています。
ちなみにジャケット写真のギターはイングヴェイ・マルムスティーンモデル。
これをポップスでも使うのだからスゴイ。
フュージョン的な田川伸治
ぼくが高校生のころにこのアルバムが出ました。
このアルバムは沢山のゲストミュージシャンがいます。
DAITA
沼澤尚
青木智仁
柴崎晃
ライデン湯沢
ゼノン石川
とフュージョン界の大御所をゲストに招いています。
前回のアルバムがハードロックよりだったのに対して、このアルバムはファンクからフュージョン寄りのスタジオミュージシャンライクな仕上がりになっています。
特筆すべき楽曲はやっぱり2曲目「GLOBAL GROOVE」
青木智仁さんと沼澤尚さんが織りなすグルーヴの上に駆り出される田川さんとDAITAさんのソロは必聴です。
ちなみにこのジャケットの赤いギターもイングヴェイ・マルムスティーンモデル。
THE SONIC TRICK
田川さんが自分のバンドとして組んだトリオである「THE SONIC TRICK」。
当初ベースを公募していて「なぜ自分はベーシストじゃなかったのか」と嘆いた記憶があります(笑)
ジャンルとしてはロックになるのかな。
ライブでガツガツやっていくんだろうなーなんてノリのバンドでした。
残念ながらあまり多くのライブはしてくれなかったのですが…
もちろん、このジャケットの青いストラトもイングヴェイ・マルムスティーンモデル。
おわりに
大好きなバンドDEENの大好きなギタリストであった田川さんが脱退してしまうのは非常に残念です。
ですが、それ以上にこれから田川さんがソロやサポートでどのような活躍をしていくかという期待があります。
ひとまず、お疲れさまでした。
これからの活動、楽しみにしています!!!