為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

教師になるには教員採用試験を受けなきゃいけないの?私立学校は?

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こんにちは。こましんです。

 

学校の先生になるにはどうしたら良いのかという疑問に対して「教員免許を取得する」というのは前提としてその後どういうルートで教師になるのかということは教師を目指す人でなければあまり知られていないことかもしれません。

 

また教師を目指す学生さんなどでも「教員採用試験」は知ってても他のルートについては詳しくないという人も多いと思われます。

 

そのため、今回は教員免許を取得した後でどのようなルートで教員になっていくのかということを紹介していきたいと思います。

 

 

 

1. 教員採用試験を受ける

まずは一番オーソドックスなルートである教員採用試験です。

 

公立の学校教員になるために年に一度の教員採用試験を受験します。

 

内容は都道府県などの自治体によって異なりますので自分で調べる必要があります。

 

試験の科目も自治体によって違いますし、社会人経験や資格などで試験の一部が免除になる自治体もありますので自分が希望する自治体の要項をしっかり確認しましょう。

 

各自治体の教員採用試験は年に一回ですが試験日程さえズレていれば複数の自治体を受験することもできます

 

行きたい自治体があったとしても試験慣れするために複数の自治体を受験することをお勧めします。

 

筆者の周りでもしっかりと希望の自治体に合格している人は遠くとも他の自治体を受験している人が多い印象です。

 

教員採用試験のための予備校もありますので金銭的に余裕があるのであれば利用するのも手だと思います。

 

www.tac-school.co.jp

 

やはり教員採用試験に限らず予備校というところには情報が集まるので一人で試験情報を収集するより圧倒的に効率が良いです。

 

 

 

2. 私立学校を直接受験する

公立学校であれば教員採用試験を一括で受験するのに対して私立学校であれば各学校ごとに募集をしております。

 

こちらに関してはいわゆる就活と同じです。

 

もちろん、応募したらすぐなれるものではなく学校によっての採用フローがあります。

 

学校によって様々ですが大きく分けると履歴書、学力テスト、模擬授業、作文、面接となります。

 

学力テストに関してはセンター試験レベルから難関大学入試レベルの問題になります。

 

求められるレベルは学校によって違うと思いますが最低でも自分の教科科目でセンター8割くらいは取れないと厳しいと思われます。

 

過去に筆者が受けた超新学校では早慶レベルのいやらしい問題を集めたテストだったこともありました(笑)

 

募集に関しては日本私学教育研究所のホームページにて一覧になっているのでこちらから探すのが早いです。

www.shigaku.or.jp

ここから各学校のホームページなどに飛んで要項を見てそれぞれ申し込む形になります。

 

大半の学校はこのホームページに掲載されているのですがごくたまに日本私学教育研究所には掲載されず他のサイトに募集が掲載されている学校もあります。

kyoin-saiyo.jp

「教員採用.jp」といったサイトですと自分の情報を登録しておくと自分の専門の科目に合わせて求人情報が送られてきたりしますのでこちらも併せて利用すると良いと思います。

 

また一般の転職サイトにも求人を掲載する学校もあるので筆者は過去にDODAに登録していたのですがいくつか紹介をいただくこともありました。

doda.jp

こちらはエージェントサービスなどもありますので履歴書や面接などに自信がない人は無料で相談に乗ってもらうこともできますので併せて利用することをおすすめします。

 

 

 

3. コネを使う

上記のルートが基本ですがもちろん学校も人が織り成す組織ですので多かれ少なかれコネというものが存在します。

 

公立学校では聞いたことが無いのですが私立学校だと割とあります。

 

代表的なのはその学校に務める教員からの紹介ですね。

 

なんらかの事情で退職者が出たり、または教員を増やすことになった場合は外に募集をかける前に知人や教育実習にきた学生などに声をかけるパターンはよくあります。

 

または進学実績をあげるために予備校や学習塾などに派遣を依頼するケースというものもあります。

 

どちらも不確定なものではあるのですが案外そういった話は転がっているのでいろんな人と繋がっておくということはとても重要なことだと思います。

 

 

おわりに

教員のなり手が少なくなっている昨今ではありますが科目によってはまだまだ厳しい採用である面があります。

 

一つの手段だけで教員になろうとすると難しいことも多いので複数の手段を併せて受験していくことで採用される確率はグッとあがります。

 

特に私立学校などでは一人の募集に対して10人以上の希望者がいるなんていうこともザラですので数を打っていく必要があります。

 

しっかりと根気を持って挑んでいきましょう。

 

 

 

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