ヨルダンで観光となるとどうしても死海かペトラ遺跡が有名で他の観光地の影は薄くなってしまうのですがヨルダンには死海とペトラ遺跡以外にも見るための場所はたくさんあります。
特に死海とペトラは結構お金がかかってしまうのに対して他の場所は比較的安価に行ける場所も多いです。
今回はアンマン県の隣の県でアクセスも容易であるマダバを紹介したいと思います。
行き方
アンマンからであればマダバに向かうバスは数多く出ております。
いくつかバスがあるのですがバスに
مادبا
と書かれていればどのバスもマダバの聖ジョージ教会の近くのバス停まで辿り着きます。
色々な場所で捕まえることが出来るのですがよくわからない場合はエアポートバスも通っている7thサークル付近で待っているとバスを捕まえることができます。
金額としては1JDです。
もしバスが難しい場合はタクシーやuberに乗ることとなりますが大体アンマン市内からだと5JD〜10JDほどになります。
聖ジョージ教会
マダバの観光スポットその1でバス停から歩いてすぐになります。
中には多くのモザイク画があり、床には最古のパレスチナの地図もあります。
入場にお金はかかりません。
この聖ジョージ教会の近くはお土産屋や飲食店も色々あるので歩いてるだけで時間を潰すことができます。
マダバは住民の4割がクリスチャンのためヨルダンはイスラム教国家でありますがマダバはお酒を置いているお店も多いです。
ただし、金曜日に行くと多くのお店がしまっているので注意が必要です。
ネボ山
マダバ市内からおよそ10キロほど行ったところにネボ山という山があります。
向かう際はマダバ市内でタクシーを捕まえて2〜3JDほどで行けるのですがネボ山から戻る際にタクシーを捕まえることができないので多くのタクシーは頼めば待機してくれます。
大体待機料も含めて10JDほどが相場だと思います。
ネボ山の入場料は2JDです。
ペトラが50JD、死海のアンマンビーチが20JDであることを考えると非常に安価だと思います。
ネボ山はモーセが没した場所と言われており、上の写真はモーセの記念碑です。
ネボ山からはパレスチナの景色と死海を見渡すことができます。
上の写真の左上の方にあるのが死海です。
教会もあり中には綺麗なステンドグラスと数々のモザイクを見ることができます。
多くのクリスチャンがやってきてお祈りをしております。
どうしてもヨルダンというとペトラや死海が先に挙がってしまい、他の観光地がおざなりになってしまいますがマダバのような魅力的な土地もたくさんあります。
他の観光地と比べて派手さはありませんが旅行に歴史的な趣を求める人にとっては非常に良い場所だと思います。
費用もそんなにかかりませんので是非ヨルダンに旅行の際はマダバも目的地の考慮の一つに入れてみてはいかがでしょうか。