為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

HSK1級と2級に合格するために必要なこと

9月17日に受験したHSKの結果がネットにて出ました。

合格はするだろうとは思っていたのですが結果は以下の通りでした。 

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1級は200点満点中198点!!!

2級は200点満点中194点!!!

 

完膚なき合格と言っていいのではないでしょうか!!!

とはいえまだまだ初めの2つをクリアしたに過ぎないのでこれからが肝心です。

 

12月3日のHSK3級も申し込んだので次も満点近くの合格を目指していきたいと思います。

 

とりあえず一級と二級を受験して見て思ったことを書き連ねてみます。

 

1級について

はっきし言ってムチャクチャ簡単です。

難易度は公式HPを見ると以下のように書かれています。

 

150語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第一年度前期履修程度の学習が目安とされています。」

 

こうありますが正直言うと本気で取り組めば始めて一週間で取れます。

150語程度の単語といっても「月」とか「猫」とか発音はともかく意味は日本人なら間違いなく出てきます。

この150語にはおそらく数字もカウントされているので日本人であればそれだけで一から十まで知っています。

 

意味が漢字を見てわかるということはリーディングはほとんどわかるはずです。

HSKは日本以外の国でも実施されている試験であるために英語圏の人であれば一級も難しいとは思いますが日本人であればそのアドバンテージを活かしてまず意味は理解できます。

 

つまづくのは発音かと思われます。

発音が出来ないとリスニングもつまづきます。

もしHSKを準繰りに受験するのであれば勉強の最初の三か月は発音にほとんど費やすつもりで良いのではないでしょうか。

改訂新版 紹文周の中国語発音完全マスター

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 実際、発音との戦いは1級に限らず末永く続くと思われますので長い目で取り組んでいきましょう。

 

あとは単語に目を通して、過去問をちょろっとやるだけ。

 

中国語検定HSK公式過去問集1級[2015年度版]音声DL付 (中国語検定HSK公式過去問集2015年度版)

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 実際、150語くらいしかないので同じような問題が繰り返し出題されてますので一周もやればまず大丈夫でしょう。

 

 

2級について

二級はさすがにちょこっと難易度が上がります。

公式HPによると以下のように書かれています。

 

300語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第一年度後期履修程度の学習が目安とされています。」

 

語彙数は1級の倍の300語です。

問題においても語ではなく文の形で出題されるようになってくるので初級的な文法も身に付ける必要があります。

とはいえ文法問題は出ないのでアバウトでOK。

英語がちょっと出来てれば「是」がbe動詞みたいなものであることとか動詞の前に助動詞来るくらいの認識が出来ていればOK。

単語もまだまだ色とか「高」みたいな形容詞が範囲なので日本人ならってレベル。

ただ「上班」とか「手机」とか知らないと出来ないものも少し出てきますが常用の言葉なのでしっかり覚えましょう。

 

ここもまだ単語の発音と意味覚えて過去問やればOKでしょう。

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 初学者で独学であればテキスト使ってもいいかもしれませんね。

 

中国語検定HSK公認テキスト2級 改訂版 [音声DL付]

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もし大学の授業とかで中国語をやっているのであれば別にテキストはいらないんじゃないかなぁってのが正直な感想です。

 

 

おわりに

1・2級がほぼ完璧だったので3級の勉強を始めたのですが、まだまだそこまでではないと感じています。

実際、試験として意義があるのは4級からなのかなぁという風にも感じているのですがそれは日本人であるからこそそう思えるのでしょう。

HSKは中国語検定と異なり、文法知識やピンインを問われることがないので「とりあえず受かる」ということは非常にしやすい資格かなと思います。

 

ぼくもガンガン次の級を取得していきたいと思います。

級の取得が目的じゃなくて中国語を使えるようにすることが目的なのでそこははき違えないようにしたいです。

 

そんな感じ。