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音大生じゃなかった僕が音楽の教員免許を取るまでに その3 通信・講義科目編

前回と前々回の記事の続きとなります。

 

 

前回はスクーリングの授業を中心に書きましたが、今回は通信制大学らしく通信科目について書きます。

通信科目は基本的には与えられた課題を楽譜、レポート、CDRといった形で大学に提出し合格を貰う形式になります。

科目によっては最終試験が課されるものもあります。

基本的には提出して合格を貰うことが重要となるのでとにかく提出していくことが肝要です。

後回しにしたりすると痛い目にあうことがあります。

ぼくは「指揮法」を後回しにしてしまいギリギリの提出で合格をすることができなかったため1年追加して履修することになりました。

結果として2年目は「音楽科指導法Ⅱ」と「音楽科指導法Ⅲ」を追加履修したので結果オーライでもあったのですが。

(高等学校の免許が必要だったので1年目は指導法の2科目は履修していませんでした。)

 

それでは科目ごとの解説をします。

長くなるので音楽科指導法についてはまた別の記事で。

 

ソルフェージュ

聴音と視唱になります。

大阪芸大の教材で学習することになり、CDだけ購入することになります。

基本的には大阪芸大のサイトからダウンロードできるレジュメを使って自分で学習を進めることになります。

提出課題はCDから譜面に起こすだけですべてシンプルな旋律なのですぐに提出ができます。

課題の合格後は試験を受けることになります。

聴音の試験は一問につき4回聴けました。

ぼくは楽譜をすべて埋めることは出来ませんでした。

視唱に関しても慣れなかったのですが先生からは何度かやり直させてもらいました。

ソルフェージュには自信がないぼくでしたがなんとか合格が出来たのである程度耳が出来ていれば合格はできるのではないでしょうか。

 

楽典

速攻終わるシリーズその1

課題を2つ提出して終わりです。

与えられた2音の度数を答えたり、基音に対して指示された度数の音符を100問くらい延々と書いていきます。

それに加えてシューマンの写譜と倍音に関するレポートを提出します。(レポートの内容は現在変わっているようです)

音楽の基本的な知識があれば速攻で終わります。

一応、教科書は楽典となっていますが度数の知識があれば楽典を買わずにできる内容でした。

 

楽典―理論と実習

楽典―理論と実習

 

 

その知識が怪しい人は楽典に目を通すと良いと思われます。

 

伴奏法

 速攻終わるシリーズその2

コードネームから簡単な伴奏を作って弾き語りしたものを送ります。

「おんまはみんな」と「大きな古時計」の2曲です。

どちらも基本的な4つ打ちで大丈夫なので声楽やピアノの試験に比べたら遥かに楽です。

大きな古時計」に関してはイントロも作った方が評価が高くなるようです。

 

指揮法

鬼門その2

自分が指揮をしている姿を録画して送ります。

何が鬼門かというと自分が指揮をするということはピアノは誰かに弾いてもらわなくてはいけないということです。

4曲くらい送ることになるので4曲を演奏してもらえるピアニストを探すところが鬼門です。

ぼくは周りに頼める人がいなかったので「指揮法」のDVD(一万円くらいする)を買ってその音源に合わせて振りました。

 

斉藤秀雄メソッドによる指揮法 [DVD]

斉藤秀雄メソッドによる指揮法 [DVD]

 

 

しかし、本来は「ピアノが指揮に合わせる」ものを「指揮がピアノに合わせる」ことになるので遅れが生じ、一度不合格になりました。

2回目は演奏よりも早く振ることでなんとか解消しましたがなんとなく腑に落ちないまま終わってしまいました。

 

作曲法

速攻終わるシリーズその3

作曲法という科目名でしたが実際は編曲法でした。

2つの課題を提出することになります。

1つ目はメロディーからコードを決めて伴奏を作るというもの。

リハモに慣れてる人であればすぐ終わるし、はじめての人でも教科書に書かれている手順でやればすぐに終わります。

2つ目は「蛍の光」と「きよしこの夜」を4声の合唱にします。

ぼく自身は合唱の編曲ははじめてだったので教科書のやり方に沿って作りました。

特に何事もなく終わったので早いうちに終わらせておくことをお勧めします。

 

西洋音楽の歴史と理論

鬼門その3

レポートが合格をもらいにくいとの噂の科目です。

ぼく自身も一度不合格をもらいました。

ガーシュインでレポートを書いたのですが歴史的つながりの考察が甘くて不合格でした。

いわゆる「レポート」になっていないものは不合格になる印象です。

しっかりと詰めることが重要に思われます。

 

レポートの他にスクーリングも受ける必要がありますが基本的には講義を受けて、そのレポートを提出すれば大丈夫です。

スクーリングのレポートは通信のレポートよりも厳しくはない印象です。

(スクーリングのレポートは返却されないので詳細は不明)

 

日本音楽の歴史と理論

西洋音楽の歴史と理論と同様にレポートとスクーリングになります。

西洋音楽の歴史と理論」よりはレポートは通りやすいです。

ぼくは歌舞伎の「勧進帳」についてまとめて出しました。

 

スクーリングは講義を受けて最後に試験です。

試験の内容は高校の定期テストみたいな内容で穴埋めみたいな問題でした。

授業聞いてればたぶん取れます。

 

 

最初にも書きましたが推敲して時間かけるよりはどれも形になった段階で提出することをお勧めします。

1年あるからまだまだ大丈夫と思っているとあっという間に〆切が過ぎていきます。

スクーリングで出会った方の中では最初の3か月くらいですべて提出したという方もいました。

とにかく出していくことが肝要です。