夷陵
三国志を好きな人であればその地名を聞けばピンと来ると思います。
樊城の戦いで関羽が亡くなった後、仇打ちに燃える劉備が呉軍に出陣した戦いが夷陵の戦いであります。
そんな三国志的には熱い土地である夷陵に今日は出向いて見ました。
行き方
まずは大きなターミナル駅である宜昌駅に行きます。
宜昌駅は日本からだと武漢に行ってから漢口駅から新幹線で59.5元(約1000円)で行くことができます。
宜昌駅に着くと少し歩いただけで地名に夷陵の文字が入って来ます。
下はその宜昌駅からちょっと歩いた風景です。
しばらく北に歩くと夷陵広場と呼ばれる広場があります。
ここに同名のバス停もあるのでここからバスに乗って行きます。
バスの料金は2元です。
乗り換えを挟むので4元(約70円)になります。
途中1度乗り換えを経て三遊洞駅に到着!
風景は完全に観光地のそれです。
ちょっとだけ坂を下ると三遊洞の入り口があるのでここで入場券を買います。
入場料は60元で三遊洞の周辺を周ることができます。
船に乗ってさらに周ることもできるのですが今回は時間の関係で見送りました。
何があるの?
ではではこの観光地では何を見ることができるのか紹介をしていきます。
蝋人形の館
入って最初にあるのが蝋人形の館です。
諸葛亮や関羽など三国志のメンバーたちと屈原の人形があります。
屈原だけ時代が違うのですが宜昌が屈原出生の地なのでことあるごとに屈原がプッシュされてきます。
劉邦城跡
劉邦の城があった場所だそうです。
看板だけで何もないです。
本当に何もないのか不思議になって周辺をウロウロしてみましたが本当に何もありませんでした・・・
張飛雷鼓台
おそらく人が一番集まっていた場所。
張飛と一緒に長江を見渡すことができます。
張飛はこの夷陵の戦いの直前に亡くなってるんですよね。
劉備にとっては夷陵の戦いは終わりに向かう戦いだったんだなぁ・・・
火焼夷陵
映画のロケで使われたようです。
キングダムとか竜狼伝でよく斬り合いになりそうな場所ですね。
三遊洞
この観光地の目玉にもなっている天然の鍾乳洞です。
ところどころに屈原の像があります。
あとは基本的には景勝地になっていていたるところから長江を見渡すことができます。
1850km先の上海までこの川が繋がってると思うと中国大陸のスケールの大きさを感じずにはいられません。