LCCも普及し、安価に日本から海外に行くことができるようになってきました。
特にすぐ隣の国である中国に関して言えば非常に安く航空券を購入することができます。
下手すると国内旅行よりも安く行くことができるのではないでしょうか。
中国旅行の中でも北京や上海などはメジャーですが春秋航空という格安のLCCを使って行くことができる武漢という都市があります。
日本人にとっては馴染みの薄い都市であるため春秋航空の利用者の大半は中国人です。
武漢という街は日本人にあまり知られていないのですが魅力が非常にある都市ですので一人でも多くの日本の人に武漢という街を知ってもらいたいと思い今回は武漢という街を紹介していきます。
武漢ってどこにあるの?
中国の湖北省に武漢市はあります。
中国のちょうど真ん中あたりで市内には長江が流れております。
湖北省は春秋戦国時代であれば楚の位置です。
三国志の時代であれば荊州となり、魏呉蜀のちょうど中心となり、長板の戦い、赤壁の戦い、夷陵の戦いなどと大きな戦いがあった非常に歴史的に面白い土地であります。
武漢ってどうやって行くの?
日本からだと成田空港から春秋航空を使うのが一番安価な直通便となります。
時期によって値段は変わりますが片道1万円弱で行くことができます。
上海から高速鉄道を利用して来る方法もあります。
高速鉄道鉄道だと上海から大体5時間ほどで4000円ほどです。
上海にPeachでやって来て、武漢から春秋航空で帰るという旅の仕方もアリだと思います。
それならば途中で南京や合肥も寄れますからね。
武漢ってどんな街?
2018年現在、武漢市自体は人口およそ1070万人の非常に人が密集して地域です。
武漢の周囲のベッドタウンも合わせると人口は3000万人ほどとなります。
中国の都市の人口ランキングとしては9位だそうです。
人が集まる都市であるため、様々な企業や大学などが密集して文化を形成しています。
特に昨今では都市開発が進められ、高速鉄道が様々な都市と繋がり、地下鉄網も整備され非常に交通の面では便利な都市です。
現在では至るところで工事が行われ日々新しい施設が建設されています。
まさに今変わり続ける都市です。
武漢には何があるの?
武漢市から少し離れると赤壁や荊州といった名所もあるのですがキリが無くなるので今回の記事では武漢市内に絞って書いていこうと思います。
黄鶴楼
有名な漢詩である「黄鶴楼にて孟浩然を辞す」の黄鶴楼です。
遡ると三国時代の呉の孫権が物見櫓として建設したそうです。
黄鶴楼を登ってながめる長江はまさに絶景です。
武漢大学
武漢で一番大きな大学です。
敷地は非常に広く一般の人でも入ることが可能になっています。
3月後半は桜が咲き、非常に綺麗な景色となるそうです。
武漢は何が美味しいの?
熱乾麺
武漢のソウルフードである熱乾麺。
中国五代麺の一つとされます。
非常にざっくばらんな説明をすると汁無し坦々麺のようなものです。
武漢ではあらゆるところでこの熱乾麺が売られており、5元前後の非常に安い価格で食べることができます。
ノーマルな熱乾麺だけではなく
牛肉熱乾麺や
炸醤熱乾麺といったレパートリーもあります。
武漢の物価は?
武漢の物価に関しては別に記事を書きましたのでそちらをご覧ください。
武漢の治安は?
現在のところ武漢は上海のような都市と比べると外国人が非常に少ないです。
そのため観光客を狙った詐欺や引ったくりはほとんどありません。
ぼったくりなども無く、観光価格というような概念もほとんどないのでその点は安全です。
武漢の言葉は?
武漢はいわゆる標準中国語ですが若干訛りがあります。
中国語で少しできればこちらから話す分には問題ありませんが聞き取る際に結構難しく感じるかもしれません。
観光慣れはあまりしていないため、英語はあまり通じません。
空港は大きなホテルであれば英語でも大丈夫です。
もし困ったときは日本語であれば筆談をすると大体なんとかなります。
まとめ
武漢は自分としてはすごい面白い都市なのですがまだまだ日本人には知られていない都市であるのが正直なところです。
せっかく日本から直接行きやすいLCCもあるのでもっと日本から武漢に行く人が多くなればいいなぁという気持ちを持っています。
特に三国志好きであれば武漢からちょっと出ただけで荊州や赤壁といった有名な場所に行くこともできるのでおすすめの観光地です。
どうしても中国というと上海や北京にばかり目を向けてしまいますが実はまだまだ面白い場所はたくさんあるのです。
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