為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

WPCでの活動

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こんにちは。

こましんです。

 

6月の半ばからヨルダンの学校は夏休みに入りました。

 

ヨルダンの学校の夏休みは長く始業が次は9月となります。

 

つまり3ヶ月ほどの夏休みとなります。

 

ではその長い夏休みの中で自分は何をするのかというと難民キャンプ内にあるWomen Program Center (以下WPC)にて活動を行うことになりました。

 

WPCとは

WPCは女性の地位向上を目指すための施設です。

 

ヨルダンで女性は男性に比べると自立して生きにくい状況にあります。

 

原因を求めるとそれは文化に起因していたり、社会情勢であったりと様々な要因が混ざりあっているのですが女性が手に職をつけるということが難しいようです。

 

自身の実感としても街中にてあまり女性が働いてることというのは男性に比べると圧倒的に少ないように思えます。

 

女性用の下着屋でも男性の店員がほとんどです。

 

キャンプ内を歩いてるといわゆる物乞いに遭うこともあるのですがそれも基本的には女性です。

 

そのような状況の中で女性に対する就労支援などを行なっている施設がこのWPCとなります。

 

託児所も併設されており6歳から13歳までの児童40人が預けられています。

 

 

WPCで何するの?

先に託児所が併設されていると書いたのですがその子どもたちに対して音楽のアクティビティを週に数回行うこととなりました。

 

6〜9歳の年少のグループと10歳以降の年長のグループに分けてアクティビティを行なっています。

 

WPCにおいては様々な背景から打楽器類が20人分と鍵盤ハーモニカ20人分が施設で購入することができたので年少組では打楽器を使ったアクティビティを行ない、年長組では鍵盤ハーモニカを使ったアクティビティを行なっています。

 

学校の授業に比べると少人数の活動なので一人一人に目を配ることがしやすいです。

あくまで学校と比べるとですが…

 

他の学校や幼稚園なども夏休みに入ってるのでこの期間においては同期の子が手伝いにきてくれています。

 

やはり、手伝ってくれる人がいるっていうのは非常にありがたいことで冗談抜きで忙しさが半分になります。

 

 

このWPCでの活動は大体半年ほどを予定しています。

 

11月にはまた別のボランティアの方が入ってくる予定となっているので後に繋がる活動ができればと考えています。

 

 

そんなかんじ。