今回はBLUESETTEです。
「木陰にて」という邦題にも相応しい優しい雰囲気の曲です。
その優しい雰囲気とは裏腹に曲は難解です。
「Bluesette」とは、1961年にベルギーのジャズ・ギタリスト、Toots Thielemansによって作曲されたジャズスタンダード曲です。
この曲は、原曲がフランス語の歌詞を持っていたことから、「Sur un marché persan(ペルシャ市場)」というタイトルで発表されました。
その後、英語詞が付けられ、タイトルも「Bluesette」と改められ、世界的なジャズスタンダードとなりました。
「Bluesette」は、3/4拍子のワルツのようなリズムに、トゥーツ・ティールマンスの特徴的なハーモニカの音色が乗る、親しみやすく美しいメロディが特徴的です。
3/4をやろうとなると一番最初に思いつくのがSomeday my prince will comeだと思うのですがその次くらいに挙げられるかなって曲です。
聴く分にはMy favorite thingsなんですけど演奏するのはこちらの方が多い気がします。
体感的に。