為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

黒本日記18 BILLIE'S BOUNCE

今回も前回に引き続きブルース。

BILLIE'S BOUNCEである。

Fのブルースの代表の曲ではないだろうか。

 

作曲はチャーリー・パーカー。

前に紹介したAU PRIVAVEもチャーリー・パーカーの作曲だし、NOW'S THE TIMEもチャーリー・パーカーの作曲だ。

それだけにチャーリー・パーカーのブルース・リックは多く残されており、サックス奏者に限らず多くのプレーヤーに研究されている。

Billie's Bounce

 

以前、紹介したチャーリー・パーカーの譜面集にもBILLIE'S BOUNCEのスコアは掲載されている。

なんだかんだ言ってTAB譜は我々ギタリストにはありがたい。

【TAB譜付ギタースコア】 Charlie Parker Collection for Jazz Guitar【参考演奏&マイナスワンCD付き】

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さて、テーマであるがブルースの中でも音が詰まっているテーマなので装飾音符の差はあれど黒本に書かれているままフェイクなどせずに弾くことが多い。

管楽器が並んだ時はみんなでテーマを取ることも多い。

 

テーマの音は基本的にはメジャーペンタである。

とはいえ一発ではなくコード毎に対応したメジャーペンタとなる。

もちろんD7のところはドミナントフレーズになっているのでリックとしてそのままいただくこともできる。

 

5小節目の最初のA音はB♭7がコードであることを考えるとフラットさせることも多々ある。

ルートに向かう導音として考えるのであればAのままでもいいが。

 

この曲もギタリストにとっては初見ではテーマは取りにくいだろう。

しっかり練習しておきたい。

宮脇俊朗先生が練習用動画を出してもいるので是非利用したい。

www.youtube.com