為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

黒本日記3 ALICE IN WONDERLAND

今回で3曲目。

三日坊主という言葉があるが、これが続くかはここが境目だと思う。

 

さて、今日は「ALICE IN WONDERLAND」である。

ディズニー映画「不思議の国のアリス」の楽曲。

 

ジャズ・スタンダードには基本的に映画音楽などの主題歌がスタンダードとして演奏されてるパターンとジャズミュージシャンがジャズを演奏するために書いた曲に分かれると思うんだけど今回のALICE IN WONDERLANDは前者。

後者のは前回扱ったAireginとか。

 

ピアノの人が演奏してる印象で参考楽曲を探してもピアノものが多い。

ギターだとジョーパスがオスカーピーターソンと演奏してるのがあってとてもカッコいい。

youtu.be

 

John Abercrombieも結構演奏してる。

John Abercrombieは今まで聴いてこなかったんだけどこの機会に聴いてるけどすごく好きなタイプのギタリスト。

なんで今まで聴いてこなかったんだろう。

 

 

3/4のワルツ。

AABAの進行。

テーマはとてもシンプルだしキーもCなのでソルフェージュ的に覚えて行きたい。

 

コード進行もシンプル。

Aセクションは枯葉進行と2536。

Bセクションも最初の8小節は25362524とシンプル。

9〜10小節がEmに向かうセカンダリードミナントなのでここをどう弾くかがミソな気がする。

 

ジャズ・ワルツっていうと「いつか王子様が」とか「My Favorite Things」とかあたりが取り上げられがちだけどコード進行がちょっと難しいのでジャズ・ワルツへの導入としては「Alice in Wonderland」の方が取り組みやすい。

セッションだと先の2曲の方がよく演奏される気はするけど。