為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

鍵盤ハーモニカの運指練習

今回は基本的な鍵盤ハーモニカの運指練習について

 

そもそもの基礎練習についての考え方とかは前回の記事にて

 

www.stevekaufmann.xyz

 

 

 

運指練習その1

f:id:SteveKaufmann:20191129121101p:plainいわゆるハノンの1番。

鍵盤数に合わせて短縮してみた。

4小節目で一度ブレスのタイミングの休符を作っている。

BPM60くらいであれば変な吹き方さえしなければ息が途切れてしまうことは無いと思う。

むしろ、途切れてしまうようであれば息の使い方が何かおかしいか楽器が何かおかしいかである。

 

この譜例に限らずこういった運指練習で大事なのは

 

・クリックに対して正確な16分音符が弾けているか

・指の移動に無駄な動きが無いか

 

といったことをいかに気を配りながらできるかという点だと考えている。

 

余談だがピアノのハノンは長くてどうしてもグダッとしてしまう。

このくらいの長さであると気持ちも途切れずにやれるのだが、とは思ったりもする。

 

 

運指練習その2 

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引き続きハノンの2番の改良。

 

 

運指練習その3

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ハノンの3番の改良。

 

運指練習その4

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こんな感じでハノンのサイズをブレスを考慮して縮めたものが運指練習に適してるのではないかと考えた。

これ以降はほとんどが似たようなものであるため割愛する。

なんかのタイミングで作成したら随時このページに貼り付けるけれども。

 

歴史ある教材だけあってやはり基本的な運指練習って点を考えた時にはやはりこれがベターなのではないかとも思う。

「飽きる」という欠点も鍵盤数が減るが故に短くなっていることで多少は解消もされてるかもしれない。