為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

休符と八分音符

今週は休符と八分音符を中心に扱っていくことにした。

 

まずは前回の授業の復習から。

 

四分音符と四分休符のパターンをいくつか黒板に板書して手を叩かせる。

 

特に四分休符に関しては今回強調したいので赤のマーカーでアンダーラインをつけていく。

 

その後は八分音符のパターンも教えていく。

 

ただ2回叩くのではなく一拍の中で二回叩くという認識をさせるために板書では青のマーカーで下記のように青のマーカーで拍の数字と一緒に丸で囲む。

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いくつかパターンを紹介した後は以前に学習した「フレールジャック」のメロディのリズムを板書する。 

 

今回の授業の目的は普段の歌唱においてリズムを意識して歌わせること。

 

特に子どもたちは休符を休めなかったり八分音符のスピードがめちゃくちゃになるので今回は一度それを視覚化して休符と八分音符の意識を狙う。

 

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まずは歌いながら手拍子でこのリズムを叩かせる。

 

その次は1・2・3・4と言わせながらこのリズムを手拍子させる。

 

その後は用意した打楽器を使ってこのリズムを叩いてみたり。

 

逆に休符の時だけ打楽器を叩かせるなどといったやり方を用いて繰り返し、休符の意識をさせる。

 

音を出さないという概念は音楽の授業においてとても重要な概念であるので繰り返し生徒に浸透させたい。