為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

中国でクラウドソーシングの仕事ができるか試してみた

ただいま中国・宜昌にきております。

 

今回の滞在では観光ではなく特にすることもなくただのんびりする日を作っています。

 

f:id:SteveKaufmann:20180519121958j:image

 

宜昌の奥の方に来ているので自然に囲まれたスローライフを過ごしており時間がゆっくりと流れているような感覚です。

 

その一方でWi-fiのようなネット環境はあるので、のんびりとしながら少しでもお金を稼げないかと思ったわけです。

 

しかし、ちょっと複雑な中国のネット事情。

 

今回はそこに触れて中国でリモートワークは可能なのか実践してみました。

 

 

 

 

中国でインターネットはできるの?

まず一番最初の問題はインターネットが繋がるかという問題なのです。

 

結論から言うとインターネット自体は繋がります

 

さらに言えば日本よりWi-fiが飛んでる場所も多いので飲食店などに入ってしまえば割とすぐにインターネットには繋げることができます。

 

ところがいわゆるグレート・ファイアウォールなるものがあり、インターネットでのいくつかの情報が中国政府によって規制されています

 

そのため見れないサイトが多いのでこの点がリモートワークをする際にネックになります。

 

何が見れないの?

ひとまずクラウドソーシングで仕事をするにあたって多少なり仕事に支障が出るような見ることができないサイトをあげていきます。

 

  • Google系全般
  • Yahoo関連
  • Facebook
  • LINE
  • Twitter
  • Amazon
  • YouTube

 

特にGoogleが見れないのは痛いですね。

ブラウザの検索窓とか大体の人はGoogleかYahooで設定されてると思うのでインターネットの入口が断たれるわけです。

さらに仕事でGoogleのスプレッドシートを使うことがあったりすると思うのですがそのようなツールも使うことができません。

 

あとは日本の人と連絡を取るためのSNSも大体断たれます

連絡手段をSNSにしているとこれも厳しいですね。

 

はてなブログであれば記事を書くこと自体はできますがAmazonやSNSの機能とリンクさせることができません。

 

何なら見れるの?

  • クラウドワークス、ランサーズなどのサイト
  • チャットワーク
  • Word Press関連
  • はてなブログ

 

まずクラウドワークスなどのサイト自体は見ることができるので受注は問題なくできますし、クライアントとの連絡は取ることができます。

 

またこの手の仕事ではチャットワークで連絡を取ることも多いのですが、こちらも問題なく使用できます。

 

またブログ関連もブログそれ自体は扱うことができます。

 

単純に物を書く仕事でWord納品などであれば問題なく仕事ができますね。

 

 

 

VPNを使う

しかし先ほど述べたように仕事でGoogleの機能を使うことも少ないと思うのでこの状態では中国で仕事をして行くのは難しいと感じることが多いでしょう。

 

そのため中国にいてもGoogleなどのサイトを見るためにVPNと呼ばれるものを使うことになります。

 

VPNとはVirtual Private Networkの頭文字を取った用語で、離れた場所の間を仮想的な専用線でつないで安全なデータ通信を実現する仕組みです。

 

仮想プライベート・ネットワークとも言います。

 

これを使用することで中国にいても日本や別の国にいると仮想してインターネットを接続することができます。

 

www.expressvpn.com

 

今回の旅においてはこのExpressVPNを使用しました。

 

VPNは契約しても安定しなかったりして使い物にならないことも多いので30日間以内の返金をすることができるこのサービスを選びました。

 

使用地を香港あたりにするとサクサク使えるのでいい感じです。

 

それでも日本にいるときのネット環境よりはちょっと遅いですが・・・

 

 

 

まとめ

  • 単純なライティングでWord納品であれば可能
  • VPNをうまく使えれば問題なく仕事はできる

 

という結論に達しました。

中国は物価が安いのでリモートワークで日本円を稼いで中国で生活するのは全然アリですよね。

 

とはいえ、VPNの規制は日に日に厳しくなり中国政府とVPN業者のイタチごっこですので常に安定しているわけでもないのが考え所です。

 

さらには今の時点では中国の都市部でなければ日本に比べて半分以下のコストで過ごせるけれども、これが何年か先も同じ物価であり続けるとは考えにくいですしね。

 

ただ選択肢の一つとして検討していければなぁというところでしょうか。