3月からPC環境をWindowsからMacに乗り換えました。
それまでは音楽の環境としてはDAWはCubase7.5、譜面作成はFinale2014を使用していました。
しかし、今現在のMacのOSではどちらのソフトも正常に機能せず。
どちらのソフトも公式サイトでは最新版の乗り換えを進めてくるし・・・
目下はお金がないのでどちらも無料のソフトで代用しています。
DAWはGarage Band、譜面作成はMuseScoreを使っています。
まあ、大体のことは無料のソフトでできます。
しかし、かゆいところが出てきました。
今回はGarage Bandに関して書いていきます。
Macの移行を考えててGarage Bandで間に合うのかっていうことを考えてる人の参考になればと思います。
1. 書き出しにiTunesを経由する
まず、曲を作って音楽ファイルに書き出すときにiTunesを経由するんですよ。
だから、初期の保存先がiTunesのフォルダになるので整理が中々面倒。
しかもファイルの形式がAAC、MP3、または AIFFからしか選べない。
WAVで書き出せないのは中々痛い。
変換するのも手間なのでこれは中々厳しい。
2. テイクに対してのフェードイン・フェードアウトができない
録音直前と直後のノイズを自然に消したり、途中のパンチインを自然にするためにフェードインとフェードアウトは必須なんですよね。
トラックに対してのフェードインとフェードアウトはできるのでそれを工夫すればできるのですけれどもね。
Cubaseの時はテイクの端っこをクリックして引っ張るだけでできたのでその便利さを味わっている身としては中々辛いです。
3. クリックの音量が調節できない
ぼくみたいな、ほらね、リズム音痴にはクリック重要なんですよ。
んで、Garage Bandのクリック音は小さい。
だから、録音する時はクリック以外の音量を下げて録音してるのですけどもね。
後でミックスとかする時に戻すのも手間です。
ミックスした後でもう1トラック録音したくなってまた音量レベル下げたりね。
手間だ!
クリックのトラックを作って何か音を打ち込むっていう手もあるのだけどね。
どっちにしろ手間だ!
クリック小さくてもズレないリズム感つけろってことですよね。
わかっちゃいるんだけども・・・
4. 音源・エフェクトが少ない
いや、わかってる。
音源やエフェクトが少ないのはしょうがない、無料だもの。
ここばっかしは工夫や手間でどうにもならない限界な気がします。
5. その他便利な機能がいろいろ無い
Cubase7.5の時は録音した歌のピッチなどに補正をかけれるValiAudioとかオーディオにテンポを合わせるタイムストレッチ機能とかMIDIトラックを音程ごとに分割する機能(ドラムトラックの分割に役立つ)とかいろいろあったんですけどね。
必須かって言われると必須とは言えないんですけど場面によって役に立つ機能であることは確かです。
まとめ
Garage Bandは無料のソフトで無料でここまでDAWを使えるのだから文句は言えません。
しかし、無料であるからこそ限界を感じるのも事実。
さて新しいCubaseにグレードアップするか、それともMacであることの利を生かしLogicに移行するか。
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Logicの方が断然安いんですよね。
2万円代でこのレベルのDAWが購入できるようになったか・・・
あとはCubaseはe-lisencerという厄介なものがあって、それを無くすと詰むっていうのがなぁ。
でもせっかくCubaseも慣れたしなぁ・・・
ひとまずは新しいDAWが無いとどうにもならないって訳でもないので、金銭的な余裕や強い必要性が出てくるまではGarage Bandでもうちょっと頑張ります。
工夫することも大切だしね。