為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えてました。

純粋さと憂いを持つ歌声 「三月のパンタシア」を紹介する

ここ最近はポップスを聴き漁る日々が続いています。

 

日本のポップスって独特だと思っています

 

中国や韓国のポップスは比較的日本のポップスと似てると思うのですがアメリカやイギリスでは中々似たようなものを聴くことができないと思っています

 

一言でいうと「純粋さ」や「憂い」みたいなものがあると思うんですよね。

 

そんな日本のポップスが持つ「純粋さ」や「憂い」を持つ歌声を聴くことができるアーティストである「三月のパンタシア」を紹介します。

 

www.sonymusic.co.jp

 

「三月のパンタシア」って最初は曲名なのかアーティスト名なのかわからなかったんですけどね。

 

ユニット名の由来は「別れ」と「出会い」、「終わり」と「始まり」の季節である三月とラテン語で「空想」を意味するパンタシアだそうです。 

 

SEKAI NO OWARIとか水曜のカンパネラみたいに「◯◯の◯◯」ってアーティスト名増えましたよね。

 

一瞬で入ってこないから逆にインパクトあるんですよね、こういうバンド名は。

 

 

さてさてそんな「三月のパンタシア」 

 

というわけでまずは動画をば。

 

www.youtube.com

 

 先日、ラジオを聴いていたらたまたま流れてきてそのままハマってしまいました。

 

10代独特の「純粋さ」とか「憂い」とか上手に描けていると思います。

 

10代とは青春時代に喜びを感じながらも、その裏では揺れ、憂いを持つものなのだと思います。

 

つまり「高校生こういうの好きそうだよね」って感じ。

 

歌い手自体が顔見せをしていないのもポイントで聴き手にその想像を委ねることができるので世界観が聴き手に寄り添っていっちゃうんですよね。

 

だからこそ、アニメや漫画とかの親和性が高い。

 

 

音楽的にはセカンダリードミナントのⅢ7の多用とかところどころにある細かいキメとか2000年代以降のアニソンの要素ギュッと詰め込みましたって感じ。

 

やっぱり検索してみるとアニメのタイアップで使われてる曲が多いのも納得。

 

もちろん悪い意味ではないですよ。

 

 

三月のパンタシアは、ボーカリストである「みあ」さんの憂いを秘めた歌声に惹かれたクリエイターが集まる形で結成されたユニットであるらしいです。

 

いいなぁ。

 

自分の音楽性とかを託すことができる歌い手に出会えることができればそれはクリエーター冥利に尽きると思うんですよね。

 

 

あのときの歌が聴こえる(通常盤)

あのときの歌が聴こえる(通常盤)

 

 

アルバムはまだ一枚しか出ていないのですがどれも良い曲でした。

 

Apple musicでも聴くことができるので登録してる方は是非一度聴いてみてください。