為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えています。

WPCでの活動 その2

こんにちは、こましんです。

先月より夏休みに入り、難民キャンプにある女性支援センターでの活動をはじめました。

 

www.stevekaufmann.xyz

 

週に数回の活動ですが早いものでここでの活動もおよそ1ヶ月が経ちました。

 

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ここでは普段の活動が男子校であるのに対して利用する子どもも女の子が多いで平時の活動とはまた違った感覚でやってます。

やっぱり男の子に比べると女の子の方が「やんちゃ」な子は少なく非常にやりやすく感じています。

あとは学校での授業と違って「やりたい子が来る」っていう形態のものなので子どもたちも非常に積極的で良い感じです。

 

クラスは年少組と年長組で別れています。

活動当初はどちらのクラスも10人に満たない人数でスタートしたのですが最近は口コミで広がっているのか参加人数が増え、用意した楽器が足りない日というのも出てきました。

 

年少組は普段の学校での子どもたちと同じくらいの年齢なのでやはり音楽そのものよりも「音を出す」ことや「音を出さない」ことのように基本的な動作から一つ一つ丁寧にやらないといけないように感じています。

 

アクティビティに関しても「説明」だけでは難しく、子どもたちが理解をしやすい仕組みを作る必要を感じています。

 

現在は打楽器を使ったリズムアクティビティを行っているのですが「1拍目のみ叩く」や「2拍目と4拍目のみ叩く」ようなリズムの時でも全ての拍を叩いてしまう子は出てきます。

 

なんとか工夫しようと楽曲はピアノなどで伴奏するのではなくあらかじめDAWで曲を書いて編曲で工夫していくことにしました。

例えば「1拍目のみ叩く」という場合であればオーケストラぽいアレンジにして1拍目をシンバルで鳴らす。

「2拍目と4拍目のみ叩く」であれば8ビートにしてスネアの音を目立つようにするといった感じです。

 

とはいえ子どもたちの中では流れてる音楽に関係なくリズムを叩き続ける子もいます。

あくまで傾向であるのですがこっちの子どもたちは「聴く」という動作が弱い子が多いと感じています。

そのため流れてる音楽と違うリズムを叩いていても気づけない。

一斉に歌うという場合でも他の人の声が耳に入ってないからそれぞれが違うリズムで歌ってしまう。

 

それは音楽に限らず日常の生活においても感じています。

音楽を通して聴くことの大切さっていうものを子どもたちに教えられたらと思っています。

 

 

 

一方で年長組はピアニカを扱っています。

年齢も日本でいう所の小学校高学年くらいですので非常に聞き分けはよく、説明だけで何人かの子は理解してくれます。

理解力も高く楽譜の読み方を教えたらどんどん読めるようになって来るので非常に教えてて気持ちが良いです。

 

もちろん、指先の器用さなどには個人差があるので進む頻度はバラバラなのですが同じ曲でも「とりあえず通せる」、「正しい運指で弾ける」、「リズムに合わせて弾ける」のように個別に段階を踏むことで同じ時間に同じ曲を扱っていても出来るだけ飽きさせずに取り組むことができているかなと思います。

 

ぼく自身が一番ビックリしてるのは彼女たちのピアニカに対する関心で「こんなにも面白そうに拭いてくれるのか」というのは日々感心します。

本来音楽が持つ演奏することの楽しさというものを彼女たちを通して改めて気づかされる気がします。

 

彼女たちがこれからも楽器を続けたいと思えるように面白いアクティビティというものを今後も考えていきたいです。

 

そんなかんじ。