為せば成る、為さねば成らぬ、何事も

ヨルダンのパレスチナ難民キャンプの小学校にて音楽を教えています。

音楽教育

First Circle

前回までリズムを扱ってきた。 やはり音楽は感覚でできてしまう一面がある分、譜面が苦手だとしても読まずにやろうと思えばできてしまうこともある。 もちろん、感覚でできるに越したことはないと思うのだが、個人的には音楽を通して「聞く」ことであったり…

真っ白時間

子どもたちに音楽を教えていると「音を出すこと」より「音を出さないこと」を教える方が何倍も難しいと気づく。 それは休符という意味でもあるし授業に受ける姿勢という両方の意味でも言える。 特にぼくが教えている相手は小学校低学年なので今日は「وقت الأ…

休符と八分音符

今週は休符と八分音符を中心に扱っていくことにした。 まずは前回の授業の復習から。 四分音符と四分休符のパターンをいくつか黒板に板書して手を叩かせる。 特に四分休符に関しては今回強調したいので赤のマーカーでアンダーラインをつけていく。 その後は…

様々な打楽器を使って(SoundとNoise)

先日、アンマンのスウェフィーヤのガレリア・モールにTXONという大型のショップがあるのですがその中に児童向けの楽器が安価で売られていたのでいくつか購入してみました。 内訳としては鍵盤ハーモニカ・タブラ・タンバリン・マラカス・木魚です。 鍵盤ハー…

「土地の日」と「我が祖国」

3月30日はパレスチナの人々にとっては「土地の日」として特別な日である。 子どもに「3月30日は何の日?」と尋ねてもちゃんと「土地の日」と返ってくるのでやはり特別な日なのだろう。 土地の日のことを調べてみようと思ってネットで検索したりしてみたけど…

指揮にチャレンジ

今週は指揮を授業に取り入れることにしました。 やはり歌を歌う時にはちゃんとリズムを感じて欲しいので積極的にリズムを意識できる活動として指揮を選んでみました。 あとは指揮というものもテレビなどで見た事はあるけど何をしてるのかはよくわからないと…

きらきら星

先週に引き続き今週も歌を授業でやっていくことに。 今週の楽曲は「きらきら星」である。 英語の"Twinkle, twinkle, little star"でよく知られるこの楽曲だが元々はフランスで流行したシャンソンの楽曲らしい。 原曲はラブソングらしいのだが19世紀に英語…

フレールジャック

今週から歌をしばらく取り扱うことにした。 今までリズムアクティビティや鑑賞など色々やってみたが「歌う」という行為が一番こちらの生徒や先生にとって「音楽らしい」活動であるという実感を得た。 確かに結果を求める現地の先生からしてみたら発表会など…

ボディパーカッション

今週は大雨のため休校になったこともあり3日しか学校に通えなかった。 そのため全てのクラスで実施することはできなかったのだが今週は全てのクラスにてボディパーカッションを実施することにした。 目的としては各クラスの生徒のリズム感を確認したいという…

鍛冶屋のポルカ

本日のアクティビティではヨゼフ・シュトラウスの「鍛冶屋のポルカ」を扱いました。 まずは「ポルカ」と「鍛冶屋」の説明から。 対象が小学2年生なので簡単に。 「ポルカ=踊りのための音楽」 「鍛冶屋=鉄でなんか作る人」 日本の小学生だと「鍛冶屋」を知っ…

アハラン ワ サハラン

今日は先日購入した電子ピアノとスタンドを学校に持って行きました。 学校に到着して運ぶとやはり多くの生徒からは好奇の目を集めます。 生徒に限らず同僚の先生たちも非常に興味を示してくれて本日は5クラスにてピアノを用いてアクティビティを行いました…

Do you like fish juice?

こんにちは、こましんです。 中々波乱の日々が続いております。 Do you like fish juice? 今回の授業のタイトルは「Do you like fish juice? 」です。 元ネタとしては教材を探している時に見つけた以下の動画です。 www.youtube.com 元の動画ではBroccoli Ic…

ムーシーカー・ムラッバァ・ワ・ムサッラス

今日の授業では生徒に拍感覚と小節感覚を意識させたいなぁと思い、表題である「موسيقى المربع و المثلث(四角形と三角形の音楽)」という授業を行いました。 要は拍ごとに線を描いて4拍子であれば四角形を、3拍子であれば三角形を音楽に合わせて描いていこうと…

鍵盤ハーモニカについて その2(歴史など)

こちらの記事の続きになります。 www.stevekaufmann.xyz 今回は鍵盤ハーモニカがいつ・どのようにして生まれたかということとその鍵盤ハーモニカがどのようにして日本の学校教育に普及したかを見ていきたいと思います。 鍵盤ハーモニカ誕生 いわゆる吹き込み…

鍵盤ハーモニカについて その1(名称など)

ぼく自身の1番弾ける楽器ははやはりギターで様々な楽器に触れてはきたけれどもやはり音楽をバックグラウンドにした自己紹介の時には「ギタリストです」って言う。 音楽教育の現場にギターを持ち込むことはある意味では便利な面もあり、ピアノには無い良さが…

キヤーンとジュルース(起立と着席の音楽活動)

こんにちは、こましんです。 昨日、先輩の音楽隊員からハンドロールピアノを譲っていただきました。 カバンの中にすっぽり入ってしまうので早速活動先に持っていってみました。 子どもたちはもちろん同僚にの「何これ!?」みたいな感じで最初は職員室でのお…

授業が荒れない先生と荒れる先生の違い

ヨルダンの子どもたちはやんちゃだ。 もちろん、日本の子どもたちもやんちゃで学校の先生というのはそれなりの工夫をしないとクラスが騒がしくなって収集がつかなくなるなんてこともあるでしょう。 ヨルダンの先生も日本と変わらずとても参考になる良い授業…

リズム・アクティビティ

こんにちは、こましんです。 先日までは見学中心だったのですが校長先生と話をして本日からがっつりとほとんどの低学年での授業をさせていただくことになりました。 見学させていただく中でもともと学校で行われていた音楽的活動は歌唱が主だったようなので…

さくらさくら

日本を代表する花と言えば「桜」であると思います。 そのイメージは外国人にとっても強いようで日本=桜というイメージを一定数の人が持っているようです。 そんな日本の国花でもある桜ですが、今日は活動先のヨルダンの学校の授業にて日本の伝統的な楽曲で…

音楽教員になるためにやっておいた方がいい5つのこと

こんにちは。 一応、音楽教員のSteve Kaufmannです。 英語を教えること自体は長くやってきたのですが音楽の教員免許取得は去年の今頃でしてやっと音楽を教えてやっと一年となります。 音楽の教員免許は後から取得してるため実習もやってないし、高校のころを…

学校の「音楽」の授業について考える

みなさんに率直に聞きたいのです。 音楽の授業は好きでしたか? 音楽の授業の何を覚えていますか? 今回はそんな疑問からのお話。 年を取れば意見が変わるということも踏まえて29歳の脳内を記録に残しておくことにする。 また数年経って考えが変わってると面…